年勤務時間3900時間
happymanです。
朝のNHKニュースにこんなものが出てました。
訴えを起こすのは、建設コンサルタント会社の大阪支店に勤めていた30歳の男性です。訴えによりますと、男性は、平成13年の暮れから河川の整備計画の作成を担当し、睡眠時間がほとんど取れないほど残業が続いたということです。この結果、平成14年の労働時間は少なくとも3900時間に上ったということで、男性は違法な長時間労働で苦痛を被ったとして、600万円の慰謝料などを求める訴えを12日、大阪地方裁判所に起こすことにしています。3900時間の労働時間というのは、例えば毎日10時間以上、1日も休まずに1年間働いたのと同じ労働時間で、会社側もNHKの取材に対し長時間労働だったことを認めています。「過労死弁護団全国連絡会議」によりますと、長時間労働による過労死や後遺症で会社に賠償を求める裁判はありますが、長時間労働をさせたこと自体が違法だと主張して慰謝料を求める裁判は珍しいということです。弁護団の岩城穣弁護士は「連日の残業を余儀なくされ、健康面でぎりぎりのところで踏みとどまっている人は大勢いると思う。企業側は長時間労働をさせる行為が違法だと認識してほしい」と話しています。
3月12日 5時10分
一日も休まなければ壊れてしまいます(実際に壊れちゃったのですが・・・)ので、現実はまあ、一日ルーチンの勤務が7.5時間として、残業が18:00?午前様のパターンなんでしょう。
残業6時間ってやつですね。これなら3900時間超過か?
「年間4千時間労働、うつで解雇」賠償求め会社を提訴へ 2007年03月10日21時57分 (朝日新聞)
年間4000時間を超える長時間労働でうつ状態となり解雇されたとして、総合建設コンサルタント「建設技術研究所」(本社・東京)の元男性社員(30)が、損害賠償や未払い賃金など約1300万円の支払いなどを求める訴訟を大阪地裁に近く起こす。長時間労働させたこと自体を違法行為として賠償を求める方針で、企業責任を問う手法としては珍しい。 長時間労働を巡るこれまでの裁判では、うつの後遺症などを理由に賠償請求する事例が多かった。元社員の代理人の岩城穣弁護士は「後遺症がなくなっても、本人が受けた精神的苦痛は大きい。長時間労働をさせた会社の責任そのものを追及する」としている。 準備中の訴状などによると、元社員は01年4月から建設技研の大阪本社(大阪市中央区)に勤務。土木工事の計画作りなどを担当していたが、02年の1年間で、会社側の資料でも3565時間勤務させられたことが確認できたという。残業が月250時間を超えることもあった。元社員は「実際には、法定労働時間の倍の4000時間を超える勤務を強いられた」と主張している。 02年12月ごろから体調を崩し、03年4月からは自宅療養と復職を繰り返すようになった。その後、適正な支援も受けられず、05年12月に解雇されたという。個人加入した地域労組を通じて復職を求めてきたが、会社側は応じなかった。 建設技研は元社員の主張を認めておらず、「誠実に事実を明らかにしていきたい」としている。
うーん。あんまり細かいこと考えたくないのだけど・・・建設技術研究所って給料良いと聞くしなあ・・・。
こういう職場って誰かが遅くまで残業していると、周りも遅くしないと・・・仕事が増えちゃったりするんですよ。
こういう提訴って増えるのでしょうか?
#僕は子どものお風呂があるのでちゃんと帰りますよ。
でだ・・・少し計算してみた。
法定週40時間労働(一日8時間労働週休2日)、1ヶ月(22日として)通算176時間、1年(12ヶ月)2112時間ということになる。
残業時間は、3900時間-2112時間=1788時間 1ヶ月当たり149時間の残業。
この業界、土曜出勤は、良くあることだから8時間×4日=32時間。
そうすると1ヶ月あたり120時間の残業となる。
日曜日きっちり休んで一日5.5時間相当の残業・・・?。
起床6:00
出社8:00(朝1時間)
定時:9:00~17:30(まあ実質18:00だな)8時間労働
残業:18:00~22:00(4時間)
帰宅:23:00
就寝:24:00
計残業時間が5時間。
うん。かなりしんどいけど、そういう人、珍しくないかも・・・。
僕はそこまでやると性格が切れちゃうから、やれませんがね。
会社組織にいると、それに増してどうでも良い妨害が生じます。
鬱の原因はこちらから来ることが多いように思われます。