仮面浪人と学内カースト(偏差値48のおじさんの戯れ言)
受験シーズンは続いていますが、今年も大学受験で色々ありますね。
偏差値73の高校生が共通テスト会場に乱入して傷害事件を起こしたり、スマホで試験問題撮影して答えを募ったり。
共通テストのスマホ事件では、結局、実行者が出頭と言う形で収束しそうな感じです。
共通テスト不正疑い 出頭の19歳女性「スマホ上着に隠し撮影」 | 共通テスト | NHKニュース
この出頭した女性。大学生だったらしいですね。
大学に入学したものの、その大学内で仮面浪人していたんだそうな。
コロナ禍の中では、仮面浪人している人多いのかも知れませんね。
大学行く必要ないんだから。
1.地方大学三馬鹿学科の入学者の話
私が大学に行ってたころ、ってもう30年も前になるのか。
私の所属していた学部の学科は、掃き溜めみたいなところがありまして、いろんな人が居ました。
本当にこの世界に進みたくて目を輝かせて入ってきた人。(素晴らしい)
現役でセンター試験でボロボロになって、偏差値で受かりそうなところを選んだ人間。(私です。)
一浪して、現役よりも成績を落として行くところが無く来た人。(性格少し曲がってます。)
医学部目指して二浪していて、三浪はもうないという人。(居るんです。)
まあそんな人たちが、定員の少ない学科で同じ釜の飯を喰う生活をするのだから、まあ色々有ります。
仮面浪人した人も居たように思いますが、成就して旅立っていた人の記憶はありません。
一番上手く言った人は、同じ学内の違う学科に転科したひとがいました。彼は相当努力したのだと思います。
2.サークル活動における学内カーストの存在
一応、総合大学なので、サークル活動に参加する事も可能です。
私も全学共通のサークルに入りました。
世間知らずな私は自己紹介で、「○○学科のものです」と言ったら、空気が冷たくなりました。
まあ実力社会のサークルでしたから、そこで上手くやれる人も居ると思うのですが、下手くそでちょっと頭の抜けてる人がそんな組織で上手くやっていくにはそれなりの人間性が必要だと理解するのに時間がかかりました。
だから、みんな同じ同窓のサークルやらないんだとも後々理解しました。
学科そのものがサークルみたいな感じだったし、そう言う空気を作らざる得なかったんだろう。
それでもサークルは2年なんとか続けたんだっけ?なんか暗黒時代そのものだったような気がします。
3.その後
結局私は、色々やらかして、留年して一年大学余分に行きました。
勉強したい分野ではなくても、少し研究が面白くなってきて大学院に行きたいと思った時代もありましたが、就職氷河期が始まっていましたので、あと二年の猶予はありませんでした。
成績不良だったので何処にも行くところが無かったし、地質屋さんとして有名な会社に入る実力も社会性もなかったので行くところが有りませんでした。
なぜか今の会社に入れてもらえて・・・とまた暗黒話は進むのですが今回はここまで。
留年していた間、パソコンだのなんだのを一から遊ばせてくれた恩師のおかげで今こんなことやれているんですけどね。
好奇心で遊ぶって大事だなあと思ったのはその時かも知れない。
こんなことがかけるようになるまで歳を取ったんだなあと思うのであります。
顔出ししてインタビューに答える人間とは一生友達には成れないと思う。
まあ便利な道具が出来れば良いことにも悪いことにも利用が出来ると言うことなんでしょうね。
筆記試験の導入って本来こんなところから入っていくのだろうと思いますが、みなさん大反対して無くなっちゃいましたね。
それはそれとして、人生の落とし穴に落ちた人のその後は色々大変なのでしょう。
これからの人生は、本当に長い。