そう言えば私は物理学科志望でした
私は、福島第一原子力発電所の事故が非常に気になって仕方ありません。
どうしてだろう?と思っていたのですが、それは高校生の頃、私は、かつて工学部のエネルギー工学もしくは理学部物理科志望だったことをふと思い出したのでした。エネルギー問題とか環境問題に興味があり、そう言うものを大学に行ったら勉強したいと漠然と考えていたのでした。あまり就職のことも考えず、興味の赴くまま進学を考えていた世間知らずの高校生でありました。
結局、大学入試センター試験の成績がふるわず、行きたいと思う大学には入れなかったのである。(記念受験だけはさせていただきました。)
そして、物理学科で受験するのもなかなか厳しい結果になったので、偏差値のやさしい私の母校の学科に拾っていただき、現在に至っております。
ただ放射線の総被曝量は、積分で考えないといけないよね?とかブツブツ思っていたりするのは、その名残なのかも知れません。
自分の性格からして、物理学やエネルギー工学なんてものを専攻していたら、私はもしかした原子力関連の仕事に就いていたかも知れません。もしかしたら今、あのどうしようもない事故現場で、終わりの見えない戦いをしているかも知れないと思うのです。
私は大学入試で失敗したから、今のところにいます。人生に「たられば」なんてものはありませんし、巻き戻すこともできません。