小口径トンネル
今、通勤している現場に行く途中に、トンネルずりを捨てる土捨て場がありました。そこをダンプが走っていると私達は仕事になりませんので、いろいろ現場の人にやり繰りしてもらっています。
トンネルを掘削しているJVの担当者とお話する機会に恵まれ、色々聞いていると、そのトンネルは用水路の導水路トンネルだとのことです。そのトンネルは幅が2.5mしか無いそうです。トンネルマシーン(TBM)で掘削しているのか?と尋ねてみたら、全断面NATMで掘削しているとのことである。小口径のトンネルを掘削するのはそれはそれで色々大変なようなのである。
・掘削重機が大きなものを持ち込めないので施工性が悪くなる。
・補助工法も重機が限られるため、選択が難しいのだそうである。
今掘削している区間は地山等級Bに相当しているため、施工性は悪いが支保工パターンが簡単で良いそうである。今のうちの現場は全然良い地盤がでないのに・・・と思ってしまった次第である。
施工現場の話を聞けるのはすごく参考になります。