長崎でボーリング調査していたら供用している鉄道のトンネルを突き破ってしまった件

久々にこういう事故を聞きました。記憶にあるのは大阪勤務時代の地下鉄御堂筋線に穴を開けた事故ですが。

掘削用機材 トンネルの天井突き抜け 特急列車に接触 長崎 | NHKニュース

 

「一歩間違えば大事故」トンネル上で掘削工事、機材突き抜け特急損傷 : 国内 : 読売新聞オンライン

既設埋設構造物のあるところのボーリング調査は非常に注意して用心を用心を重ねてやるところがあるのですが、あーあやっちゃったという感じです。

九州新幹線の施工時の地下水トラブル対応の水文調査のボーリングで、在来線をぶち抜いてしまったというのは、え?という感じがしないでもない。

発注者もボーリング業者も近接施工だという認識していて、ここなら大丈夫と判断した上での事故でもある。

掘削時に、異常に水が抜けるとか解らなかったのだろうか?空洞と認識した時には、時既に遅しだったのか?

そう言うわけで現場をGoogleさんでサルベージしてみました。

たぶんここだと思います。Googleさんご丁寧に、長崎トンネルの概略ルートも書いてあります。

地理院地図でも、見てみたけど、既設の長崎トンネルからは外れています。

 

長崎トンネル – Wikipedia

長崎トンネルは、1972年開通かあ・・・そりゃどこ走ってるかわかりませんな(自爆)

設計図では無く、トンネルの平面位置を測量で調べようとすれば、できないことは無いけど、かなり手間もかかるし電車も走っています。

まあそこまで調査した上でボーリング調査をしているとも思えないので、机上でこの辺りと目星をつけて掘ったのかもしれませんね。

こんな調査には関わりたくないというのが本音ですな。

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