先程の熊本地方の地震で震度6弱を観測した「和水町江田」の地震計は設置箇所などを見直したほうがいいのかもしれない
先程発生した熊本地方の地震の件であります。
熊本県熊本地方M5.0 dep=10km – 地質屋さんと呼ばないで
地震学者向きのMLで以下の情報を受信した。NHKの震度6弱があるはずがない。誤報?
【緊急地震速報 最終報】(2019/01/03 18:11:21発表)
震源時 :2019/01/03 18:10:27
震央位置 :福岡県筑後地方 (33.0N,130.5E)
震源深さ : 10km
マグニチュード:4.8
最大予測震度 :5+ pic.twitter.com/DDYmp77KGN— Robert Geller (@rjgeller) January 3, 2019
マグニチュード5.0、震源深さ10kmであるならば、震度6弱はあるはずがないです。
あるならば故障や現在の震度推定の計算式の問題のいずれが原因と思われます。
— Robert Geller (@rjgeller) January 3, 2019
ゲラー先生が、M5.0 dep=10kmの地震で震度6弱を観測するのはおかしいとツイートしていました。
気になったので、ちょっと調べてみたよ。
検索してみると、和水町江田の地震観測地点は、ここにある。
役場のマークがあるので、たぶん和水町の町役場があるところに設置してあると推測されます。
地形はこんな感じなので、まあ段丘面の上に役場があるようです。
それでも地表面に設置してあるなら揺れやすいのかもしれない。
で・・・熊本地震の震度分布の結果を検索してみた。
熊本地震一発目 周囲が震度3~4なのに、当該地は震度5弱。
熊本地震二発目。周囲が震度4~5なのに、震度6弱を観測している。
まあ地形上ここは揺れやすいのかもしれないけど、そういう場所だということを明記したほうがいいような気がします。