20周年おめでとうございます
太田ジオリサーチさんが20周年だそうです。おめでとうございます。
「伸びない会社は5年で消滅する」といわれるなか20年というのは、すごいことだなあと思います。
私が会社に入ったとき、まだパソコンやインターネットなんて子どものおもちゃだと会社の幹部に思われており、前にいた事務所にあったコンピュータはPC9801が1台、オフコン3台、Win95機1台、ワープロルポ腐るほど・・・という、状態にありました。
私の学生時代はちょうど、学内LANが整備されてきたところで、各研究室にLANが配置されるという時でしたので、この状態は目を覆いたくなるような状態でした。
しばらくして、会社でもプロバイダに入ってインターネットを導入(ISDN)することになり、この手の雑用を一手に負うことになったのですが、その時に見つけたのが「太田ジオリサーチ」のホームページだったわけです。「独立開業のすすめ」とか「あまのじゃく」なんていう毒満載なコーナーもあり、伝統の仕事のやり方に閉塞感漂う職場の中で、仕事をさぼりながら読ませていただいておりました。
会社にいれば、先輩方々の仕事の仕方にならうのが当然です。
報告書を原稿を書き、製本を御願いする。図面のトレーサーを女性職員に御願いする。
その他、伝統の業務形態の中にしたがっていると女性職員は上司の仕事を優先して行うと言う問題にぶち当たりました。
結局、仕事待ちと言う状態や自分でやる状態になるわけで、この能率の悪い伝統の仕事の仕事の仕方が嫌になり、手始めにCADを始めたわけです。
これも・・・太田ジオさんのおかげでございまして、図面をCADで描かない人なんて・・・と当時笑って見ていられるようになるまでそんなに時間がかかりませんでした。
技術士試験の勉強も太田ジオさんのサイトでしたようなものです。
応用理学の地質の技術士を取ったとき、これと言って試験勉強はしてませんでしたから、間違い有りません。
口頭試問セミナーだけ受講させていただきました・・・あの時のカセットテープは今でも机の中にあります。
ただ、もう再生する道具がありません(苦笑)
(あとの試験は私の怠慢でしでかしており不本意な面接での不合格も頂戴しているのですが・・・)
私がこの業界に入って14年になりました。まあ他にも色々と刺激を与えられて、現在に至っております。
最近は色々とサボってしまい、仕事二の次な状態に甘んじておりますが・・・まだまだ刺激をいただいているのでございました。
1990年12月21日に太田ジオは創業しました(92年4月1日に法人化)。尼崎の5畳の文化住宅の一室からスタートし、6畳のマンションの一室になり、10畳の賃貸事務所に移り、そして現在のところに98年に移動してきました。大過なく(あったような気もするが)仕事ができたことに感謝です。
はっぴーまんさん。ありがとうございます。赤子が成人する期間生き延びられたということは、それはそれで結構なことだったと思います。本当に何が良いかなどは永遠にわからないので、ほどほどに満足しておけばよいと思っています。
人生万事、塞翁が馬である。
いつも自分に言い聞かせたい言葉だと痛感しております。