緊急地震速報の的中率は8分3厘です

緊急地震速報の情報が、この2年間で対象地震12回に対して、1回しか機能していないと言う話です。
色々と技術的に難しいのは解りますが、ちょっとお粗末な結果になっております。
まあ、厳しくして、警報連発すると「オオカミ少年」扱いになりそうだし、この部分の匙加減は難しいように思います。
天気予報と同じ感じで、「当たらなかったじゃないか!バカヤロ!」と言うよりは、用心に越したことはないと情報を認識する我々にも対応が必要だと思います。

アメダスの自動計測は問題ありますね。
機械に任せておけば勝手にデータがとれるから良いか!なんてことをやったら、過去に遡ることは出来ないわけで、近年賛否が問われている地球温暖化を議論する資料としてなり得ません。
まあ、そんな結果に国民は踊らされているのか・・・。

時事ドットコム:正確な予測、2年で1回だけ=緊急地震速報で改善勧告-総務省

正確な予測、2年で1回だけ=緊急地震速報で改善勧告-総務省

 総務省は26日、気象庁が最大震度5弱以上の地震を予測した場合に発表する緊急地震速報について、2007年12月から10年1月までの約2年分を調べたところ、対象となった12回の地震のうち、正確な予測により対象地区全域で大きな揺れの到達までに速報の発表が間に合ったのは1回だけだったと発表した。
 このほか5回は、実際は5弱以上だった最大震度を5弱未満と予測したため、発表しなかった。総務省は、気象庁を所管する国土交通省に対し改善を勧告した。
 また、全国約1300カ所に設置された降雨量などを観測するアメダス観測所のうち45カ所を調べたところ、周囲の樹木などによって正確な観測に影響が生じる恐れがあるなど、設置基準を満たしていなかった観測所が15カ所に上った。総務省は、国交省に樹木の伐採などによって観測所の周囲の環境を改善し、情報を的確に発表するよう求めた。(2010/11/26-09:48)

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