不発弾を調べる
第二次世界大戦の空襲では、米軍が旧軍事工場とその周辺部が徹底的に空襲したようですが、鳩ヶ谷市って軍需工場があったのでしょうか?
私の職場の近所でも数年前不発弾で、一時立入禁止になりました。
ただ、見つかった場所は、戦後闇市が出来たようなぐちゃぐちゃな集落でしたので、軍需工場からの空襲の帰りに荷を軽くするために爆弾を捨てたのでしょう。
鳩ヶ谷でもそういう感じだったのかも知れません。
さて、不発弾がでそうだという所では、不発弾の有無を確認するために磁気探査を行います。
ボーリング調査で不発弾を突き抜けたなんて話も物騒ですので、そう言う探査を平面およびボーリングの深度方向に行うわけです。
ただ、そう言う話のないところでは磁気探査をやることはありません。
杭基礎を施工するときに、地中障害物のような形で見つかっちゃったのかも知れません。
それにしても4発とはすごいです。
鳩ヶ谷ですか名前の由来は、谷がついていたり、窪地という説もあったようです。
地盤はあんまり良く無さそうですね。ずぶずぶだったから爆弾は不発弾として残った?(勝手な推測です)。
建設地から不発弾4発、分譲マンション完売 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
建設地から不発弾4発、分譲マンション完売
基礎工事が急ピッチで進むマンション建設地2年3か月の間に米軍の不発弾が4発見つかった埼玉県鳩ヶ谷市辻の8階建て分譲マンション建設予定地で、基礎工事が始まった。
市は不発弾を撤去する度に安全宣言を出してきたが、ことごとく撤回、近く4度目の宣言を出す。
近隣住民には「大丈夫?」との不信感も残るが、当のマンションは既に完売で、地元の不動産業者からは「この不景気に、いわく付きの物件が完売とは」と驚きの声も漏れる。
建設予定地は、埼玉高速鉄道の鳩ヶ谷駅から南に約200メートル離れた私有地。30本を超す基礎杭(くい)の打ち込みは終わり、基礎をセメントで固める工事が急ピッチで進んでいる。
(2010年11月11日07時56分 読売新聞)
明確な由来は解明されていないが、鳩ヶ谷の地名の「谷」については、大宮台地の斜面に食い込む谷が多い地形に由来している。「鳩」については、平安時代の『和名抄』という史料に武蔵国足立郡発度郷という地名が存在し、この発度郷をハト郷あるいはハット郷と読んでいたとする説があり、台地の先端部すなわち端(ハシ)という音がハトに転訛したという説も存在する(動物の鳩が由来ではない)。それぞれの「鳩」「谷」を合わせ、何らかの理由で「ヶ」が間に挟まり鳩ヶ谷市になったと考えられている。別の説では、窪地の意味を表す「ホット」が訛って鳩になり、周りが谷状になっているため「谷」が付け足されたと言われる(「ヶ」が足された理由は不明)。