雨が降っていないのに土砂崩れ(大分県中津市耶馬溪町)

雨が降らなくとも山は崩れるときに崩れる。

大分 中津 耶馬溪町で山崩れ 6人の安否不明 | NHKニュース

豪雪地帯で積雪が融雪する際に、山の水位が上がって崩れるならまだしも、大分県なので、そんな豪雪地帯でもありません。

ヘリの空撮がネットで流れていたので視てみた。

なんか山が山頂で平べったい変な地形をしている。火山岩の場所でしょうか?

現場はここのようです。あんな感じで滑ったみたい。

やっぱり変な地形だ・・・って火山地形ではよくあるんだろうけど・・・

谷地形で凹んだところの麓に平地があったみたいで、そこに家が建っていたようだ。

人生レベルでは無くて、自然レベルでは何度も崩壊を繰り返したところなのでしょう。

あの斜面の何処かに地質境界があるのでしょうけど、火山岩類が分布しているようです。

あの崩壊現場の様子から見たら、火山砕屑岩(pyroclastic rock)と言われるものでしょうか?

最近のNHKの空撮は本当に、斜面状況を上手に撮影してくれる。

生き埋めになった人間掘り起こしてくれるところの中継ばかりじゃなくて斜面がどうなっているというのも見せてくれるので、不謹慎ですが勉強になります。

雨は降っていませんが、瞬間的に水が流れた跡があります。

ここの場所は、景勝地として有名ですが、火山地形で水が豊富なのでしょう。

なんかのタイミングで地下水位が上がって、滑って崩れたという感じなのかも知れません。

これまでも崩壊が繰り返されていますが、人間の人生のタイムスケールレベルではないということなのでしょう。

河道閉塞にも若干なりかかっていますが、まあ圃場整備のために流路を付け替えられているのかも知れないですね。

崩れた斜面が攻撃される側の斜面だったかもなんて思ってしまった。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください