沢に落ちたと思います

私も仕事で余儀なく沢歩きが必要になるときがありますが、「あ・・・いやだ」と感じたときにはすぐに引き返す事にしています。
他の人から見て運動神経の劣る自分は、「ヘタレ」だと思いながらも、自分でいけないと思ったところは、別ルートを使うか、素直にあきらめます。
登るのは簡単ですが、その登った沢を下るというのは非常に難しいのです。

発見された現場を見ると、この取材した人達は、「尾根に行く」とガイドにウソをついて、沢登りを決行したのでしょう。
どの時点で事故に遭われたか解りませんが・・・日本のあまり標高の高くない山を舐めてはいけません。
チベットの取材経験・・・か、それなりの覚悟を持っているときと、そうでないときは、そうでないときの方が事故に遭いやすいです。

険しい山は露頭が多いから行きたいのですけどね。

時事ドットコム:日テレ記者ら2人死亡=ヘリ墜落現場取材、山中で遭難-ガイドなしで再入山・埼玉

日テレ記者ら2人死亡=ヘリ墜落現場取材、山中で遭難-ガイドなしで再入山・埼玉

 1日午前9時10分ごろ、埼玉県秩父市大滝のヘリコプター墜落現場から下流2~3キロの沢で、日本テレビ社員の記者北優路さん(30)=さいたま市浦和区=とカメラマン川上順さん(43)=東京都江東区=が倒れているのを県警山岳救助隊が発見した。2人は心肺停止の状態で、病院で死亡が確認された。
 県警秩父署や同行したガイドによると、2人は7月31日午前6時半ごろ、乗員5人が死亡した防災ヘリの墜落現場を取材するため入山。近くの沢まで行ったが、ガイドが「記者は軽装だ」と判断して引き返した。
 戻る途中、2人は「尾根に行きたいから解散しよう」と別行動を提案。ガイドは反対し、午前10時前にいったん入山口に戻った。2人は「機体の見える場所を探したい」と話して黒岩尾根に向かい、ガイドは「沢に行くには軽装だが、尾根の一般道なら大丈夫」と考え見送ったという。取材結果は1日夕の番組で放送する予定だった。
 下山予定時刻を過ぎても戻らないため、待機していた運転手が日本テレビに連絡。同社は午後9時半、秩父署に連絡し、山岳救助隊が1日午前4時から捜索していた。
 同署によると、発見時2人は半袖シャツにズボン姿で、胸から下が沢に漬かっていた。リュック1個が約50メートル下流で見つかり、近くに北さんの沢登り用の靴が片方あった。川上さんに目立った外傷はなく、北さんは頭部に数カ所傷があった。
 日本テレビは1日午後、記者会見し「適正な装備と十分な準備の上だった」と説明。2人がいったん引き返した理由について「午後から天候が崩れる可能性があった」とし、装備には問題がなかったとの認識を示した。
 現場は険しい山岳地帯で、県警は報道機関に対し、現場取材を極力控えるよう求めていた。(2010/08/01-22:46)

県警は取材自粛要請…日テレ「判断甘かった」 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

同社によると、亡くなったカメラマンの川上順さん(43)は、チベットでの取材経験もあり、同社の山岳取材の中心的存在だった。ヘリ墜落事故では地上から現場に向かうことを希望し、最終的に「ガイドをつけ、小型カメラで1日限り」という条件付きで社会部長が許可した。記者の北優路さん(30)は登山経験が乏しかったが、事故発生時の取材にかかわったことから、今回の取材も希望したという。

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