鹿島槍の雪渓がGPSの観測で氷河かも知れないという話

鹿島槍ヶ岳のカクネ里雪渓・・・私は山やらないので知りませんが・・・が氷河かも知れないというお話が出てた。

鹿島槍ケ岳の雪渓、氷河の可能性　「動きを確認」：朝日新聞デジタル

険しい地形なので今まで詳しい調査は行われていなかったそうです。

確かにそこに行って定点観測することは難しいと思いますが、素直に「GPSによる細かい測地ができるようになったので、測れるようになった」と言えば良いのになあと思いました。

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この時期にこんな発表があると、私が居たころの卒論発表会を思い出しました。

ちょうど私がそこにいたころにGPS測地学について、いろいろ研究が始まった頃でして、長野県のいろんなところで地殻変動の観測をしている研究室がありました。

定点がいくつか設定されておりまして、測定した結果を卒論生が発表するわけですが、（団長の）某先生が「この1年間測定した結果がなんか意味あるの？」の連発でした。

いやあ「意味あるの？」といっていた道具（GPS）を使って成果が出て良かったなあ。

まあそういう私も顕微鏡の下で鉱物拾ってガラス細工ずっとやってましたから、意味ないですね。はいはい。

悪意はありませんが、口から出た言葉の記憶って鮮明に残ってるなあと思った次第です。

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いやいや毒づいちゃいましたが、解らなかったことが解るようになった成果は素晴らしいことだと思いますし、高山のある信州ならではの話だとは思います。

関連記事がいっぱい出ていたのでスクラップしておこう。

鹿島槍ケ岳：カクネ里雪渓は「国内４例目の氷河の可能性」 – 毎日新聞

 

氷河の可能性「高い」大町・カクネ里雪渓　調査団確認 | 信濃毎日新聞［信毎web］

地球温暖化脳の人が関わるとこの雪渓を守ろうとか言い出す人が居るのでしょう。

自然には逆らえませんけどね。