ボーリングの虚偽データってなんですのん?

朝から嫌なニュースがネットから飛び込んできていたんだが、やっとなんか見えてきた。

虚偽データ施工:横浜の大型マンション1棟傾いた状態 – 毎日新聞

まあこの規模のマンションなのでかなりの数のそれなりの数のボーリング調査を実施すると思うのですが、その「地盤調査を行ったように装う虚偽のデータ」ってのはなんですのん?ってことである。

私たちが地盤調査の結果をまとめる上で、想定される土層の断面図を描きますが、あまりに想定できない(繋がらない)場合には中間でボーリングを追加するとかしますよねえ。

適判が通らないから、通すためにそういう柱状図を作ったと言うことなんだろうか?どちらにしてもなんか嫌な話である。

ってかボーリング屋を馬鹿にしてるよなあ・・・(片棒をかついてたら知らないけど)

そういえば欧米の方では断面図なんて描かないんだそうだ。目で見てきたような嘘は描いてはだめという話らしい。私もそれで拒否できる物なら拒否したいところだ。

 

話は変わりますが、道路の高架橋の建設では、橋脚1本1本にボーリング調査を最低1本行うようになったと思う。

前からなっていると思うのだが、橋脚の位置が設計変更でずれたら、どんなに近くてもやり直している。

下手すれば対角線に2本入れたりもする。結局、想定できないリスクを担保するには、掘って確かめるしか無いという姿勢で動いてようだ。

建築物の支持杭の基礎調査についても本来ならそうするべきであると思うし、谷埋め盛土のところなんか当然そうすべきですよね。

(どうやらここも谷埋め盛土のようだが・・・)

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目を開けたまま寝言を言えるようになれば出世できます

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