NHKスペシャル「”夢の丘”は危険地帯だった ~土砂災害 広島からの警告~」を録画で見た(2)
NHKスペシャル「”夢の丘”は危険地帯だった ~土砂災害 広島からの警告~」を録画で見たの続きです。
NHKスペシャル|”夢の丘”は危険地帯だった~土砂災害 広島からの警告~
ここからは、今回の広島市の土砂災害がどうして大きくなったのか?と言う話。
まあ新語に聞こえるであろう「パイピング崩壊」。
パイピング崩壊ですか・・・その言葉が使われることがなんとなく意外に感じた。
雨がガンガン降ることによって、表土よりも下の岩盤に雨水が染みこむ。
そして、基盤の岩盤もとろも土石流として下流に下る。
花崗岩の山なので、亀裂に沿って風化が進むため表層に残った風化残留核が岩塊となって下流に下ったのかな?と思うのだが、ここではそんな話をしても視聴者が頭をかかえるだけなので、こう言う説明なのだろう。
どちらにしても、表層崩壊だの、深層崩壊だの、パイピング崩壊だの人間の都合によって命名されたタイプで崩壊が起きるわけではなさそうだ。
ただ今回、土砂災害のメカニズムの話はこの程度でした。
(つづく)
備えあれば憂いなし