またもや強度偽装

またか・・・という反応をしている自分にも問題はあります。

コストを下げるために強度低下させて、強度偽装していたのだろうか?
社内処分は偽装に関わった技術者の首切りで解決ということか?

小糸工業、旅客機座席の強度偽装…世界で千機 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

小糸工業、旅客機座席の強度偽装…世界で千機
記者会見で謝罪する小糸工業の掛川隆社長(中央)(8日午後、国土交通省で)

 旅客機の座席メーカー「小糸工業」(横浜市)が、座席の強度や耐火性に関する検査結果の捏造(ねつぞう)など不正を繰り返していたとして、国土交通省は8日、業務改善勧告を出し、基準に適合したことが確認できた製品以外、新たな出荷を当面停止するよう指示した。

 同社が不正な検査結果などを使って製造した座席は134種類で、日本を含む24か国計32社の約1000機で使用され、総数は約15万座席に上るとみられる。

 国交省は、安全性の判断に特に必要な検査のうち1割程度をすでに終え、現段階で運航停止は必要ないとしているが、基準に適合しない製品が見つかる可能性もあり、その場合は運航に支障が出る場合もある。座席はボーイング社とエアバス社に納入されているため、米国と欧州の運輸当局と連携して安全性を確認する。

 主な不正は〈1〉強度や耐火性など安全性の検査データの捏造や改ざん〈2〉部品の製造過程での書類の改ざん〈3〉国に届け出をしないまま実施していた設計変更――の3種類で、計13項目。このうち最も悪質だったのは、胴体着陸などを想定して座席に衝撃を与える「動荷重試験」。「16G(重力加速度)」の衝撃を加える必要があったが、16Gに満たなかったため、立ち会いの国交省の職員に、用意していた「合格データ」をコンピューター画面上で示していた。

 小糸工業は、自動車部品メーカー「小糸製作所」の子会社。
(2010年2月8日23時38分 読売新聞

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またもや強度偽装” に対して2件のコメントがあります。

  1. さっかん より:

    最近は日本の品質や精度に対して,悪いイメージのニュースが多いですよね。
    あの大トヨタもそうですし...

    本当に悪くなったんでしょうか。
    それとも今まで内在してたけど,表面には出てこなかっただけなんでしょうか。

    日本の信頼って,たぶん品質や精度で成り立ってるような気がします。

  2. happyman より:

    コメントありがとうございます。
    何処かのボーリングの報告書書きのしょうもない邪推ではありますが・・・

    小糸工業の言い訳に、「納期に間に合わせるために・・・」という言い訳がありました。
    プリウスのブレーキ(電子制御)のリコールも、実際のところ、テストする時間が短すぎたのではないかと思われます。
    ものを設計したり、作ったりする精度は、まだまだ日本は負けないと思うのですが、製品化を急ぐあまり、大切なテスト(試行)とフィードバック(改善)の時間の時間を潰しているんじゃないか?と思ってしまいました。
    トヨタのカイゼンはここには含まれないカイゼンですね。

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