太陽も変化している

黒点が消えているという話は記憶に新しいところですが、太陽風も弱まっているのだそうです。
こういう現象が、地球に及ぼす影響なんて想像もできないです。
CO2で温暖化したとか、そういう短絡的な話では、地球のシステムなんか議論できないでしょう。
急激な変化は、人間が生きていく上で困りますが、生き残って行くには環境保護よりも環境適応が必要なのでしょう。

太陽風活動が観測史上最低水準にまで低下、ユリシーズ衛星による調査で判明 – Technobahn

太陽風活動が観測史上最低水準にまで低下、ユリシーズ衛星による調査で判明
【Technobahn 2008/9/24 22:36】NASAとESAが共同で打ち上げた太陽観測衛星「ユリシーズ(Ulysses)」による調査活動の結果、太陽風の水準は衛星による精密観測が可能になって以来、最低水準にまで低下していることが23日、NASAの発表により明らかとなった。

 太陽風とは太陽の表層から放出される電離したプラズマ粒子のこと。

 NASAジェット推進研究所のエド・スミス博士は「太陽風は太陽系外からは侵入してくる銀河宇宙放射線(宇宙線)を抑える働きがある」とした上で「太陽風の影響が弱まった場合、銀河宇宙放射がヘリオポーズと呼ばれる太陽系末端衝撃波面が太陽系の内側に後退し、銀河宇宙放射線が太陽系の内側まで侵入してくる可能性がある」と現在、太陽系で起りつつある状況を説明している。

 今月に入ってからは太陽の黒点がまったく観測されないという状況が発生していることなども判明。太陽活動の低下は黒点の数の面でも明らかとなっていたが、太陽風に関してもその水準が低下していることが明らかとなったのは今回が初となる。

 太陽活動はこれまでの研究では11年周期で活動化と弱小化が起きることが判っており、太陽の黒点の観測結果では、今年1月以降は太陽活動の活発化が生じる第24太陽活動周期が始まったことが確認されていた。

 第24太陽活動周期入りが確認されたのにも関わらず、逆に黒点の数が極端に減少したり、太陽風の水準が観測史上最低水準にまで低下するという現象が発生している原因については今のところ不明。

 太陽活動の低下は、地球寒冷化につながるとの研究結果もでているが、太陽活動と地球の温度変化に関わる因果関係は今のところはっきりとはしていない。
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