鹿島カットダウン工法はスゴイ・・・
超高層ビルだって、そのうち古くなれば、壊されて再生されるわけで、その壊し方はどうするのだろう?と思っていたところに、鹿島建設がスゴイ工法を旧自社ビルを使って試験施工しているらしい。
YouTubeにも、この画像が投稿されているらしく、その絵がこちら・・・。
これは一度生で見学してみたいです。はい。
本工法を採用するメリット
本工法を採用することにより、従来の上階から解体を進める工法に比べ、以下のメリットが挙げられます。
* 建物の下層階にあらかじめ設置した作業フロアに限定して、梁・床・外装の解体作業を行うため、騒音や粉塵の飛散抑制など、環境に与える影響を低減できる。
* 解体工事が地上付近で行われ上層階は、外部足場もなく、ほぼ現況のまま下降させることができるので、特に市街地での工事においては近隣への不安感を抑制できる。
* 重機や人がアクセスしやすい建物の下層階に解体作業エリアを確保しているために、解体工事に伴い発生する廃棄物を、資源としてリサイクルするための分別作業を進めやすい。
* 重機や人が高層建物の上階に昇って解体する作業工程が削減されるため、高所作業や落下危険性に対する安全性が向上する。
* 常に囲まれた中での作業となり、解体現場がいわば環境に配慮した工場のように機能する。