AutoCAD LISPによる下方下向き座標グラフ自動作成手順(NotebookLM作成マニュアル)
Geminiに作ってもらったLISPのマニュアルもNotebookLMに作ってもらった
下方向きの折れ線グラフ(N値)のLISPをGemini(AI)に作ってもらった | 地質屋さんと呼ばないで
AutoCAD LISP開発ブログ:座標データから折れ線グラフを自動作図する道のり(NotebookLM作成) | 地質屋さんと呼ばないで
作ったままではたぶん忘れてしまうので、NotebookLMにこのLISPのマニュアルを作らせました。
最後にNotebookLMが不正確かもしれないとコメントアウトしているが、充分なような気がしました。
(ここから)
お客様が構築された、座標データファイルからAutoCAD折れ線グラフを自動作成するLISPプログラム(最終版としてGRAPHFROMFILE_FRAMEまたはGRAPHFROMFILE_GRIDFINAL)の手順書を、詳細な仕様を含めて以下にまとめます。
この手法は、外部の座標データを利用し、特定のスケール(最終版としてGRAPHFROMFILE_FRAMEまたはGRAPHFROMFILE_GRIDFINAL)の手順書を、詳細な仕様を含めて以下にまとめます。
この手法は、外部の座標データを利用し、特定のスケール(X軸40倍)と描画要素(折れ線、プロット点、グリッド、全体フレーム)を自動的に含むグラフをAutoCAD内に作成するものです。
座標データに基づく折れ線グラフ自動作成手順書
I. 処理の概要と最終的な作図仕様
この手順で実行されるLISPプログラムは、ファイルから読み込んだデータに基づいて以下の作図を行います。
| 項目 | 作図される図形 / 設定値 | 参照箇所 |
| コマンド名 | GRAPHFROMFILE_FRAME (または GRAPHFROMFILE_GRIDFINAL) | |
| データソース | ユーザーが選択したテキストファイルまたはCSVファイル | |
| 座標変換 | X座標を40倍にスケールし、Y座標を反転(* -1.0)します。 | |
| データの堅牢性 | vl-catch-all-apply 'readを用いたロバストなエラー処理により、ファイル内の不正な行をスキップし、処理の中断を防ぎます。 | |
| 折れ線 | 変換後の座標を用いてポリライン (_PLINE) で描画されます。 | |
| プロット点 | 各データ点に半径 20.0 の円 (_CIRCLE) が描画されます。 | |
| 縦グリッド線 | 元データX座標 0, 10, 20, 30, 40, 50 の位置に描画されます。グリッドの長さは、Y軸の最大値 (MaxY) に500を加えた値の反転 (-(MaxY + 500)) まで、Y軸反転方向(負の方向)に伸びます。 | |
| 全体フレーム | (0, 0) と (X=50*40, Y=-(MaxY+500)) を対角点とする四角形 (_RECTANG) が描画されます。 |
II. 事前準備
1. LISPプログラムの準備
1. LISPコード全体(defun c:GraphFromFile_Frameなど)をテキストエディタにコピーし、拡張子を**.lsp**として保存します(例: GraphFrame.lsp)。
2. 座標データファイルの準備
AutoCADに読み込ませる座標データファイル(例:data.txtやdata.csv)を作成します。
• 形式: 1行に1組の座標を記述します。
• 区切り: X座標とY座標は、コンマかスペースで区切ってください。
• 処理: プログラムは、不正な行や空行、または予期せぬ文字が含まれていても、エラーハンドリングによりその行をスキップして処理を続行します。
data.txt の内容(例) | 備考 |
10.0, 50.0 | コンマ区切り |
25.5 80.2 | スペース区切り |
40, 30 |
III. AutoCADでの実行手順
1. LISPファイルのロード
1. AutoCADを起動します。
2. コマンドラインに APPLOAD と入力し、Enterキーを押します。
3. 表示されたダイアログで、手順II-1で保存したLISPファイル(例: GraphFrame.lsp)を選択し、ロードします。
2. コマンドの実行と作図
1. AutoCADのコマンドラインに、使用するプログラムのコマンド名(例: GRAPHFROMFILE_FRAME または GRAPHFROMFILE_GRIDFINAL)を入力し、Enterキーを押します。
2. 「座標ファイルを選択」というファイル選択ダイアログが表示されます。
3. 手順II-2で準備した座標データファイル(例: data.txt)を選択し、「開く」を押します。
4. LISPプログラムが実行され、座標の読み込み、Y軸最大値の特定、座標の変換(X軸40倍・Y軸反転)が行われます。
5. 作図処理が完了すると、以下の図形が自動的に描画されます。
◦ 折れ線グラフ(ポリライン)
◦ 各プロット点に半径 20.0 の円
◦ X=0, 400, 800, 1200, 1600, 2000 の位置に縦グリッド線
◦ (0, 0) から (X=2000.0, Y=-(MaxY+500)) までの全体フレーム
IV. LISPプログラム内の主要な設定値 (調整が必要な場合)
作図仕様を変更したい場合は、LISPファイル内の以下の変数を直接編集してください。
| 設定項目 | LISP変数名 | 現在の値 | 変更箇所 |
| 円の半径 | circle-radius | 20.0 | 設定ブロック内 |
| X軸グリッド位置 | grid-x-values | '(0 10 20 30 40 50) | 設定ブロック内 |
| フレーム終点X | frame-x-end | 50.0 | 設定ブロック内 (作図時は40倍され2000.0になる) |
この手順書に従ってLISPプログラムを実行することで、手動で作業することなく、大量の座標データに基づく複雑な折れ線グラフの作図を自動化できます。LISPプログラムは、ファイルをコマンドラインに貼り付ける方法や、スクリプトファイル(*.scr)を作成する方法よりも、柔軟性が高く、自動化に非常に有効な方法です。
NotebookLM は不正確な場合があります。回答は再確認してください。
