国土交通省北陸地方整備局のサイトに能登半島地震の被災状況の概略がでていた
こういうのすぐに埋もれてしまうので、自分用のメモです。
結局道1本しかなくて、そのなけなしの1本もボロボロだというのが能登半島の現実。
国道249号線は酷いな。崩れている上に海岸線の隆起があるからとりつくしまがない。
下水道も軒並み被災。井戸掘っても流せないから、汚水が溢れるね。
上下水道一緒に直さないと、飲用水どころか一般生活用水すら流せない。
ただ井戸を掘りたいのなら、能登半島の先端に行かずに、手前の七尾市とか志賀町に行ってあげれば良いのに、一番困ってるところに行きたいらしい。
井戸って使える様にすると運用するのに結構手間がかかると、私は思って居るが、掘れば良いと思う人も多いようだ。
高みの見物の人たちはヘリコプターを使えば良いと言っているが、こんな厳冬期に運用も難しいだろう。
ヘリコプターの整備規定ってかなり厳しいらしい。飛行時間が超過すると点検である。
能登半島には大河川がないから河川の致命的な被災はまだ比較的少ないみたい。
鉄道
港湾。みなさん海からのアクセスを熱心に訴えているが、これはこれでかなり大変そうである。
電源支援。圧倒的に電源が足りないのだろう。厳冬期に大変です。
給水支援だが溜め池の水を使って給水するらしい。
処理能力は50m2/日とのこと。1m2がドラム缶5本なので、250本か。
被災支援の知識は全くないので、ただの土木好きのおじさんとしては、この写真がびっくりしました。
国道249号の大谷トンネルが坑内でズレて覆工が剥がれ落ちている写真。
トンネルは地震に強いという認識だったけども、センターラインがズレています。
ここが断層の一部ということなんだろうか?
落盤はしていないといういみではトンネルは強いと思って良いのだろうか?
備えあれば憂いなし