一昨年の大晦日に発生した山形県鶴岡市の土砂崩れの対策工状況がちらっとでていた

年を越してしまったので、一昨年の大晦日になりますが、すっかり忘れておりました。

山形県鶴岡市で住宅の裏山が崩れたらしい | 地質屋さんと呼ばないで

大晦日に発生した土砂崩れ。人間なんてほんと当事者でなければすっかり忘れます。

 

鶴岡市の土砂災害から1年 現場で亡くなった人たちを悼む|NHK 山形県のニュース

一周忌も大晦日ですから、この報道をみて、その後の対応はどうなったのだろう?と今さらながら気になりました。

 

鶴岡 土砂災害現場 避難指示の住宅近くの斜面で対策工事開始|NHK 山形県のニュース

昨年の9月に対策工が始まっていたようです。重機が山の斜面に登っている写真がでていました。

切土すると書いてあります。

 

鶴岡市西目地区土砂災害復旧工事現地説明会の開催について | 山形県

10月には説明会の案内が出ていました。そこに今の現場状況写真が出ています。

拡大してみました。

あぁ、これは一番安全な対策工を選択してた。

普段、地山補強土だのアンカー工だの吹付け工だの法枠工だのばかり目にしていて、肝心なこの方法が有ったの忘れていました。

地山を安定勾配まで切土してやる方法。

山がなくなってしまえば、崩れてくる心配は無い。

平坦にするわけじゃないみたいなので残った斜面は風化防止しないといけないでしょうけど、地山補強対策が必要ない傾斜にするのだろうなと思いました。

こういう田舎だからできる方法でも有るが、至極納得してしまいました。

 

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備えあれば憂いなし

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