何度も崩落する乗鞍スカイラインはトンネルに線形変更になる計画らしい

良く環境省が飲んだなというのが正直な感想です。(まだごねているかもしれないが)

桟橋形式を断念しトンネルで復旧、再崩落した乗鞍スカイライン | 日経クロステック(xTECH)

先日沢田先生の話を聞く機会があり、この話も話題に出ました。

ただ、道路の崩落を避けるために張り出しの桟橋計画になっていたとは知りませんで、こりゃまた大変な工事だなあと思いました。

確かに崩壊範囲がどんどん広くなっていますから、何処から桟橋をスタートさせれば良いんだ?と言うことにはなります。

調査結果によると、かなり深くまで風化帯が分布しているようで、あとは崩れていくだけの地山が厚く分布しているらしい。

そう言うわけで、この案はどうも上手くないという結論になったらしい。

そう言うわけで、大きく回するトンネル工事にすることになりそうです。

まあ最初からそうすれば?とも思う話ですが、トンネル工事になるとお金がかなりかかりますから、それでも何度も作り直すならこちらの方が良いという事になったそうです。

線形に拘ったのは、たぶん環境省が首を縦に振らなかった事なんじゃないかと邪推しています。

中部山岳国立公園の区域内にあるこの現場なんですが、崩壊現場は普通地域にあるんですが、トンネル迂回ルートになると特別地域にかかってきそうですね。

環境省の言い分だと、「崩れたらまた同じところに作れば良いじゃん」って事だろうから、まだ押し問答がある様な気がしないでもありません。

乗鞍スカイラインの崩壊原因が出ていたのでメモしておく | 地質屋さんと呼ばないで

開通直前の乗鞍スカイラインの崩落の記事がでてきた。 | 地質屋さんと呼ばないで

路肩崩落した乗鞍スカイラインが再び崩落したらしい | 地質屋さんと呼ばないで

おじさん、最初の感想の時に、もう諦めてトンネルにしたら?みたいなこと書いていた。

まあそう言うことらしい。

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