本当に河田恵昭先生はそう仰ったのか?
私は、河田恵昭先生が読売新聞の記者にしたコメントは、そう言う内容ではなかったと信じている。
記者が曲解し、それを記事にし、津波の被災現場で、お年寄りを助けなかった若者という論調を展開している。
「津波が来ると解ったら、何も持たずにすぐに高いところに逃げろ!」である。
津波てんでんこ:津波のときだけはてんでばらばら、親子といえども人を頼りにせず、走れる子どもは一目散で逃げろ、そして一家全滅、共倒れになることを防げ、という三陸地方の言葉
私ですら学生時代に三陸地方に地質巡検に行ったときに、その話を聞いたくらいだ。
読売新聞の論調は、あと津波による死者を10000人を増やしたい論調であることは間違いない。
被災者であり、遺族でもある人達に、こんな言葉の暴力は最悪だ。