1000万未満で低入札多発(何を今更・・・)

2011/03/25の建通新聞です。

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中部地方整備局管内の業務ですが、低入札を行うと非常に厳しい審査があります。

その審査を嫌ってか、総合評価型物件が多くなり、技術評価点(まあ何を評価しているのか解りませんが・・・)と言うやつで、どれだけ低入札しても勝てないような仕組みになっております。指名入札物件では、低入札すると色々とあるらしいのですが。

ただ業界内でまことしやかに言われているのが、総合評価型物件で1000万円以下の物件については、低入審査が無い(もしくは甘い)ということ。「いちいちそんな物件にまで審査してられるか!」という発注者側の意向もあり、写真に出たように低価格入札フリーな実態が出てきたのだと思います。

さて、これが取り上げられたので、この抜け穴は塞がれて、新たなる抜け穴ができるのでありましょう。

適正価格というものがあると思いますし、本社費をいっぱい支払わないといけない組織は、価格競争について行けないそれだけです。低価格入札の縛りは、業務の品質保持のためにやっていると言うのが大義名分でありますが、本当のところは何のためにやっているのだろう?と毎度の事ながら考えてしまいます。

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