東海豪雨20周年、庄内川にかかる橋(新幹線・在来線など)が邪魔して堤防が嵩上げできないままらしい
東海豪雨20周年だそうです。会社に入って5年くらいですので、まだ私は大阪勤務時代の話です。
氾濫の不安は今も 庄内川の3橋、架け替え進まず:中日新聞Web
治水はそんな数年でできるもんじゃ無いんですけどね。
特に住宅密集地なので用地の確保から難航します。
他の場所は嵩上げが進んでいますので、その部分だけ凹んだ変な堤防になっているのは私も現地で見たことがあります。
東海豪雨は新川が決壊したのですが、新川というのは庄内川の導水路(人工河川)なので、庄内川の洗堰から出た水が過剰だったということです。
最終的にこの洗堰は閉じる計画があると聞いています。
でもその第一条件にこの堤防の嵩上げ事業が完遂しないといけません。
庄内川緑地も遊水池として使われていますが、まだまだ庄内川の治水は道半ばのようです。
それにしても、マスコミは「コンクリートから人へ」を大推進していたくせに、こういう事業が遅いと批判するのは何を言っているのだろう?と思ってしまうのであります。