福島第一原子力発電所というのは、かなり古い施設だったようだ
三陸沖を震源(M9.0 震源域500km)とする地震被害をみて、気軽にブログを書けない気持ちになってしまいました。
地盤災害よりも、津波災害、そして原子力災害の対応が優先されており、被害の全容が見えてこないというのが正直なところです。
被害の全容が見えないと同時に、現在進行形の災害のような気がして、二波三波と連続して何かが起きるのではないか?と言う気分に苛まれています。これはたぶん原子力発電所の事故に収束点が見えないからなのでしょう。
福島第一原子力発電所というのは1971年に稼働開始している発電所のようで、今事故が発生している、1号機~3号機は、1971年~1976年に運転開始されているとのことであります。
やはり東海地方に住む私としては、気になるのが浜岡原子力発電所である。
一番古い1号機と2号機は、既に2002年と2004年に運転を終えている。3~5号機が運転していると言う形だ。
沸騰水型という同型タイプのようだ。
中部電力は、その二機の再起動を2008年にあきらめている。
(2009年に駿河湾沖で直下地震が発生)
耐震化が担保できないというわけで、中部電力は、既に1970年代の原子炉は止めたと言うことらしい。
新しければ良いというわけではないようで、福島第二原子力発電所は1980年代のものだそうで、こちらもあまり注目されていないが、予断を許す状態ではないようですから、古い新しいはあまり関係ないのかも知れません。
今必死で、事故対応をしている人がおられます。なんとか軟着陸できるようにと祈っておりますが・・・
東海地震が起きたらどうなるのか?と考えると、原子力発電所のことを抜きにしてもぞっとしてなりません。
もっと東海地方に住む人は、その今起きていることを自分たちに起きたらどうなるという想像力を働かせる必要があると思います。