東京都は特定の民間建物に耐震診断義務を課すそうです。

東京都は、特定の民間建物に耐震診断義務を課すそうです。
その特定の建物とは、「幹線道路沿い」の建物とのこと。
大地震で建物が倒壊して、幹線道路が使用不能になるなんてことになると困るから、このような措置に踏み切るのだそうだ。

昭和56年の新耐震基準施行前の建物が対象とのことです。5000棟の建物。
耐震診断してNGだと建替か補強かを選ぶことになるのですが、建て替えた方が安いんじゃない?みたいな補強もでてくるだろう。
特に古いビルは、空室が目立っているだろうから、わざわざ補強してリニューアルするよりは、建て替えてしまえというバイアスが働く?かはどうか解りません。

時事ドットコム:民間建物に耐震診断義務=幹線道路沿い、全国初-東京都

民間建物に耐震診断義務=幹線道路沿い、全国初-東京都

 東京都は1日、幹線道路沿いに現耐震基準制定前に建てられた民間の建物の所有者に、耐震診断を義務付ける新条例を制定すると発表した。耐震診断の義務化は全国初という。8日開会の2月都議会に条例案を提出する。成立すれば、2012年4月から義務化する。
 義務化の対象は、環状7号や同8号など、災害時に避難や救援、物資輸送に重要な役割を果たす幹線道路の沿道にある民間の建物。現耐震基準が制定された1981年以前に建設された場合、耐震診断の実施を所有者に義務づける。対象となるのは約5000棟という。(2011/02/01-15:15)

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