福島県の死者は車で逃げ遅れもしくは自宅1階で逃げ遅れがほとんどらしい。(2019年台風19号)
洪水の時間が悪かったといえばそれまでなんだが、「二階に逃げろ」という言葉は通じなかったようだ。
台風 福島県の死者 半数近い14人が車中や屋外 14人が自宅1階 | NHKニュース
あまり雨が降らなかった印象が強かったようで、まさか阿武隈川が氾濫するなんてという感じだったそうです。
NHKスペシャルでは、流域型洪水とか命名しておりましたが、まあそう言うことだったのでしょう。
恐怖心を持つような雨が降れば、確かに避難しよう、外出を避けようと言う話になるのですが、少し強い雨が降り続いているくらいなら、「こんな程度」と思ってしまうのでしょう。
阿武隈川も千曲川もそうですが、長い河川周辺に住んでいる人は、上流で雨が降ったら増水という意識は持つ必要があります。
それでもこれだけの洪水で死者30人ってのは、少ないと私は思います。
与党の幹事長が「まずまず」と言って批判されていましたが、これだけの広域災害で死者が100人くらいというのは私には凄い少ないなあと言う印象です。
被害金額は非常に大きいものになっていますが、財産を守る防災はまだまだ課題はありますが、人命を守る防災はまずまずなのかも知れません。
財産が無くなってしまうと生きていくのは辛いのですが・・・