「なぜ30~40代は、“自分を言いくるめる”のか」を読んで思う

「自分はこんな所でくすぶっている玉ではない。ただ家族を考えると安定が第一だからここにいるんだ。」みたいなことを言う、私と同世代の人たち多いらしい。
私もそんなことを考えていないわけではないかも知れない。
「家族や子どもが居なかったら、とっとと違う会社でバリバリやってるんだ」なんてことを思ってないと言えば嘘になる。
頭の片隅にそういう風に思っていたこともある。それは事実だ。

私の大学の友人は少なくなっちゃったが、同業者の人が多い。
ブログやtwitterで、同業者をフォローしていることが多い。
実際に、同業他社に勤める人と年に数回ではあるけれど会う機会もある。
そう言う人達に触れると、「自分の立ち位置」がどこにあるのかなんとなくはイメージできる。
自分を高いところになんておけるわけがない・・・言い方が悪いけど既に「社畜」状態である。
いつも「いつ会社からほっぽり出されても生きていけるようにしておけるか?」しか考えていないし、それが現実化したところで生きていく自信は今のところ無いというのが現実なのだ。

Business Media 誠:吉田典史の時事日想:なぜ30~40代は、“自分を言いくるめる”のか (1/4)

私の周りに、自分を言いくるめる人がいる。特に30~40代の会社員に多い。例えば、昨年暮れに久しぶりに会った44歳の男性はこう話した。

 「オレはいつでも独立できるが、あえて会社を辞めない。最近、生まれた子どもを路頭に迷わせたくないからだ」

Business Media 誠:吉田典史の時事日想:なぜ30~40代は、“自分を言いくるめる”のか (2/4)

「誰でも30代半ばにさしかかると、自分の力量や限界が見えてきます。だから、地に足が着いた現実的な生活を受け入れていきます。男性なら独立や起業をあきらめて、会社員として安定した収入を得ることを優先したり、女性は育児や親の介護などの負担を考えて、夢を追求するエネルギーを失っていったりします。

 しかし、自分を言いくるめるタイプの人は、 “野心的”な人です。自分に自信があるので、実力よりもはるかに高いレベルの夢や目標を持つ傾向があります。プライドも高いのです。この人たちは、考え方がやや現実離れしているともいえます。得てして身の丈を知らず、自分を過大評価する人が多いですね。だから『自分には独立をするだけの力がない』とは言えず、『家庭があるから、独立ができない』という言い訳めいた論理になるのでしょう」

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