リニア工事の斜坑の陥没事故の続報が出ていました。
幸いなことに、けが人も死人もおらず、地権者にも酷い影響が無かったので大騒ぎになっていない。
中津川でリニア工事の斜坑が崩落したらしい – 地質屋さんと呼ばないで
リニアトンネル工事、地上部で陥没確認 坑内に小崩落も:朝日新聞デジタル
陥没したところの写真がでてきました。
雑木林とありますが竹林なんですね。斜坑からの土被りが20mだそうで、崖錐堆積物とその下部の風化した花崗岩では持たないのでしょう。
陥没は止まっておりとありますが、これから雨の多い時期に入りますから、それなりに拡大するんだろうなあと思っています。
リニア山口工区の陥没 トンネル内崩落のほぼ真上 | 信濃毎日新聞[信毎web]
陥没位置の概念図が、出ていました。これを見ているとかなり掘り進んだ所で陥没しています。
コメントに、「地質調査した上で施工管理したつもりだが・・・」と書いていますが、どんな地質調査したんだろうなあ?
「作業用トンネルに、多額の地質調査の予算なんか回さないだろう」なんて私は思ってしまいます。
まあ土被りの薄いトンネルはかなり用心が必要だと思いますが、金かかるから補助工法も適当だったんでしょうか?
まあ南木曽町には連絡がないとかそういう話はもうめんどくさい人たちの集まりなので、いつも通りなのでしょうが・・・