関空連絡橋の橋桁のスピード施工の記事に違和感を感じ得ない
こういう想定工期は、通常業務のラインに載っけてものを作ったらこうなりますよって言う工期なので、通常突貫工事でやれば短縮されるのは解っておりますが。
台風21号被害の関空連絡橋/異例のスピードで橋桁完成/NEXCO西日本 | 建設通信新聞Digital
なあ・・・いつまでそう言う昭和的な仕事を行って、昭和的な賞賛をするんだ?
これだけ働き方改革とかいいながら、これが賞賛されるんだから・・・
たしかに関西国際空港のアクセス道路が、ボトルネックになっている問題は有ると思し、公共インフラとして希望も強いだろう。
でも、通常工期が1年以上かかるものを、半分以下にするなんて実績をたたき上げたら、「次からもそうしろよ」って前例を作っているだけじゃないのか?
他の仕事、全部すっ飛ばして人海戦術を投入して、このような実績を作ったのだろうけど、こういう無理が当たり前になるのはやはり如何なものかとは思う。
現場で働いた人が今は讃えられているけど、こういうのって知らない間に、こういう仕事をやらせた人が偉いって話が置き換わる。
たぶん砂糖に蟻が群がるような組み立てだね。
そう言う施工でよくあるのが・・・締めたつもりのボルトがない。
なんてことを想像していますが・・・