C14年代測定は1日にしてならずか・・・

私の頭の中C14年代測定なんて教科書で使い古された枯れた技術だと思っていた。恥ずかしながら・・・。

纒向遺跡:測定した教授「集大成」 モモの種年代測定 – 毎日新聞

「加速器質量分析法」という方法で、C14年代測定の精度を高めているらしい。

C14の半減期は5700年。考古学に適用するには、タイムスケール的には最適です。

C14の弱点は太陽の活動によって、C14の初期値がぶれると言われていること。

検量線を引くのがすごく難しいイメージがあります。

地質学的タイムスケールでは、ざっくりで済むものが、考古学的タイムスケールでは精度がかなり細かく要求されるのは理解できます。

この分析法を開発した先生は、物理学者ですもんね。

考古学者の人たちに言わせれば、この記事に書いてあるように「なんだ?お前は?」ってことになります。

中村俊夫 – Wikipedia

中村先生は、技術職員(技官)スタートの先生なんだ・・・

研究者は、信念の強さと取り組むテーマを見極めるセンスで、花開く世界なんだろうか。

私にはとても真似できない世界だと思った。

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