名掘削技師の存在
チリ鉱山の救出孔の掘削が、1ヶ月工期短縮となったのには、名掘削技師の存在があったようです。
調査ボーリングとは規模が全然違いますから、道具も何も違うと思うのですが・・・
でも孔径結構小さいですね・・・色々細かいことが知りたくなりました。
チリ落盤事故のスピード救出劇、立役者は米掘削技師 | ワールド | Reuters
チリ落盤事故のスピード救出劇、立役者は米掘削技師
2010年 10月 13日 10:32 JST
[コピアポ(チリ) 12日 ロイター] 2カ月以上にわたり地下に閉じ込められた鉱山作業員33人の引き上げが始まるチリの落盤事故。当初予定より大幅に早まった救出作業の陰には、ある米国人技師がいた。チリに拠点を置くGeotec Boyles Brosで24年にわたって掘削技師を務めるジェフ・ハート氏(40)は、作業員らを救出する縦穴の掘削のため、数週間にわたって作業を指揮。当初は4カ月かかる可能性もあるとされた作業は6日に完了し、その仕事ぶりはチリ政府から高い評価を受けた。
チリ政府は救助用縦穴の掘削に当たり、3社に作業を依頼。ハート氏のGeotec社が最も速く地下に到達した。
縦穴貫通後に現地で取材に応じたハート氏は、「ついに貫通できた。われわれはずっと闘ってきた」とコメント。ようやく作業員を救出できることを喜び、「これ以上に重要な仕事は今後ないだろう」とも語った。
縦穴が貫通したとの知らせを受け、作業員らの家族や友人はハート氏と一緒に記念撮影する姿も見られた。
チリでの掘削について要請を受けた際、アフガニスタンで米軍とともに井戸を掘る作業をしていたというハート氏。「呼ばれた理由は分からないが、とにかくここで仕事を終えた。ほかにも素晴らしい掘削会社がいる中で、われわれは最もラッキーだった」と話した。
縦穴が貫通する直前には、地下との連絡用に使用していた電話から作業員らの歓声も聞こえたといい、作業完了直後には救助チームのメンバーとシャンパンを開けて祝福。「33日間掘り続けた。本当にラッキーな日になった」と、ハート氏は喜びをかみしめた。