テックフォースが外部委託業務になる時代がくるか?
ここ数年、災害が発生すると国土交通省の専門技官集団「テックフォース」が被災地に派遣されるようになりました。
ここ数年といって、いつ結成されたのか、よく知りませんでしたが2008年だったようです。まだ10年は経っていません。
災害時に被害調査 「テックフォース」を都道府県に設置を | NHKニュース
地方自治体の建設セクションにテックフォースを作るように、国土交通省が奨励することにしたらしい。
奨励って事はほとんど命令なのかも知れませんが・・・
国交省だけでは手に追えないと言うところもあるのでしょう。「人を出せ!」ということなのかな?
でもこの記事にもあるように、建設系の技術職員なんてどんどん減っていて通常業務でも仕事が滞っています。
どうなるのでしょう?民間に外部委託したいといっても、地方の過疎化と公共事業は悪だで委託先もどこが良いのか解りません。
災害状況の調査なんかは建設コンサルタントが得意なのかも知れません。
行方不明者の捜索の支援や緊急輸送路の確保のような業務は、警備会社にやってもらわないと滞るでしょう。
大型の災害応急のポンプ車なんて動かそうと思ったら、土建屋さんが最適なのでしょう。
現状のテックフォースの運営がこれをどうこなしているのか知りませんが、民間業者が代行するには縦割りの状態になるので、いろいろ難しい部分もあるような気がしました。
自衛隊の予備役みたいな形をとるのが良いのかも知れませんが、志願制にするのか、必須的に業者が関わらないといけないのか、いろいろ仕組み作りは必要な気がします。
私?どんくさいのでこんな集団には参加できません。常時にも役に立ちませんが、非常時はさらに迷惑をかけるだけです。