名古屋城の修繕 土台が先か・・・建物が先か・・・

名古屋城の修繕計画なんだが、直さないといけない所がいっぱいありすぎて、どうするの?って話である。

熊本地震、名古屋城構想に余波 先陣、石垣か天守閣か | 社会面 | 朝夕刊 | 中日新聞プラス

熊本地震で熊本城が見るも無惨な形になってしまったので、こういう話題になっているのですが、まあ間近で見ていると名古屋城天守閣もかなりボロボロですからねえ。

まああれに耐震改修を施しても、酷い姿になるのは目に見えています。

さて戦国時代の名残である城の石垣なのですが、十中八九は盛土の縁を石垣で囲っている構造になっていると思われます。

最近の大地震によって、盛土がかなり悪者になっておりますが、これもまた盛土地盤です。

あの頃の築造ですから、ユンボもローラーも有りませんから、巻だし30cmとかそんな施工も出来ません。

それでも地震とかに弱い土構造物というのは認識していたようですから、版築(礫と粘土を交互に積み上げる)をせっせと作っていたと思われます。

築400年のうち、名古屋城の石垣に地震動が入らなかったか?と言われると、空襲で損傷していると言われるがその頃に東南海地震が起きています。

濃尾地震の時はどうだったのでしょう?

まあどちらにしても尾張名古屋は城でもつらしいので、大規模な修復は待ったなしなのかも知れません。

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