最大16%・・・
神奈川―静岡またぐ活断層、大地震の確率上昇
政府の地震調査委員会は9日、神奈川、静岡両県にまたがる活断層「神縄(かんなわ)・国府津(こうづ)―松田断層帯」で今後30年以内にマグニチュード(M)7~8級の地震が起きる確率を「最大16%」と発表した。
1997年に示した「3・6%」を修正したもので、公表された88断層帯の確率の中で最も高くなった。
同断層帯はほとんどが神奈川県西部に位置し、丹沢山地南部から小田原市の相模湾まで延びており、一部は静岡県北東部に及んでいる。
同委は97年に3・6%という確率を公表したが、この時点での調査では明確な断層は見つからなかった。
しかし、神奈川県が2001年以降に行った調査で明確な断層が見つかり、活動周期は「約800~1300年」と判明。次の地震が迫っている可能性が高まり、発生確率も上昇した。
(2005/3/9/23:38 読売新聞)
この30年以内にM7~8クラスの地震が発生する確率が最大16%とのことである。
地震調査研究推進本部の発行するSEISMOに掲載されるのでしょうが、この16%とは思い切った数字だなあと思ってしまいます。
降水確率も、20%近くなれば傘を持って雨に対策をする人が出てくるといった状態である。
なかなか恐ろしい数字を打ち出したと私は思うのです。
30年間傘(対策)を準備しておくということなのだろうか?