副振動ってなに?

原因不明は諸説あるようですが、海面水位が小刻みに変動する事象なのだそうだ。

あまりよく知らなかったが、どうやら九州地方で多く見られる現象みたいだ。
天気が変わりやすい季節特有の気圧の変化が影響しているのだろうか?
あまり聞かない言葉だったのでメモしておきます。

九州西岸で「副振動」、潮位最大100cm上下 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

九州西岸で「副振動」、潮位最大100cm上下

 気象庁は25日、九州西岸地方を中心に、短時間で潮位が変動する「副振動」が起きていると発表した。

 発表によると、副振動は24日午後10時頃から続いており、これまでに観測された海面昇降の幅の最大値(速報値)は、長崎市で約100センチ、鹿児島県枕崎で約70センチとなっている。

 今後も大きな海面昇降が発生する可能性があり、気象庁は船舶や海上係留物への被害に警戒を呼び掛けている。
(2010年3月25日13時09分 読売新聞)

副振動 – Wikipedia

発生の原理はまだはっきりとしていないが湾や海峡においてはごく一般的に見られる現象で、数分から数十分程度の周期で海面の水位が数センチから数十センチほど変動する。外洋で発生した津波や気圧変動、風の影響などによって発生した波が湾内に入り込んで反射して共鳴を引き起こすことが要因として考えられている。発生する場合の周期はその湾の地形などによって決定される固有振動数が影響し、振幅にも地形が影響する。大きな振幅の副振動が発生すると船舶や沿岸の建造物などに被害をもたらすことがある。現在の技術では予測は極めて困難である。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

前の記事

伊勢湾フェリーが廃止される

次の記事

仕事ありませんか?