自然に優しいエネルギーというのはなかなかないらしい
風力発電ってエコエネルギーの優等生みたいなイメージがありますが、低周波騒音でも難しい問題があったり難しいなあと思っていたら、「人工的に霧まで発生させる」らしい。
人工的に霧が発生するなら、雲も発生しないだろうか?
それならば、砂漠化したところで雨は降らせられない?
そんな都合のいい話はないのだろうけれど・・・。
環境には優しいはずなんですけどね…
イングランド東部ノーフォーク州の海辺の町のグレート・ヤーマス近郊に設けられた「Scroby Sands」の洋上風力発電システムが、どうやら地域の気象状況に変化をもたらしているらしいことが判明しましたよ。30基のタービンがフル稼働すれば、最大60メガワットの発電性能があり、軽く3万世帯に電力を供給できるんですけど、周辺の海域は晴れた良い天気でも、なにげにタービンの回転ごとに霧を発生させてしまったり…
こちらは「セスナ150」に乗るマイクさんが、晴天の飛行を楽しんでいたのに、突如として風力発電システムの周囲にだけ濃い霧が発生している瞬間を撮影したものなんですけど、どうやらタービンが一斉に稼動して、暖かい空気と冷たい空気を強制的に混ぜ合わせてしまうため、こうした霧がScroby Sandsにだけ立ち込めるという現象が、年に数回は見られているんだそうですよ。
やっぱり人工的に作り出された物は、何かと自然にインパクトを与えるものなんでしょうかね。おまけに海上の巨大な風力タービンのメンテナンスは超スリリングときたもんですよ~