街中での現場の話
私の担当する仕事は、もう色々ありすぎて説明できないのですが、一言でまとめると「ボーリング調査に伴う報告書作成者」でございます。
そんな格好いいことをやっているわけでもないし、ルーティンワークが多いので、ただのライターであることが多いわけです。
現場も色々(都会編)-日常の生き甲斐
一人親方氏の大阪の現場の話を読んでいて、痛い思い出が頭の中に出てきました。
大阪市内の地盤は、上町台地周辺はいわゆる洪積層が出てくるので、地盤が良いのですが、上町台地よりも西側に行くと、だんだん沖積層が厚く分布してくるようになります。
大阪ミナミの繁華街までいくと、結構沖積層が堆積していたりするわけです。
まだ5年目くらいの時に、普通に建物の報告書を作成していったところ、ここは支持層が深いので「杭基礎」がいいだろうと、杭基礎の話をしてまとめて提出したところ、客先から怒りの電話が入りました。
(その頃の報告書は、課長と部長のダブルチェックを通さないと提出できなかったのですが・・・そこには指摘がなかったですね(笑))
「お前はあの現場を見たのか?、あの現場をみたら、杭基礎なんて話は出ない。適当に仕事するなボケ!」との言葉をいただきました。
現場は、ミナミの繁華街の狭いところであり、杭打ち機なんて当然入りそうにありません。
山の現場は現場を見ないと報告書が書けませんが、街中の現場も、現場を見ないと報告書が書けないなあと思った現場の1つでありました。
でも・・・外に出歩く余裕は当時無かったです。
何処かに出かければ「遊びに行っている」思われるそういう職場でした。
お疲れです。
俺は大阪市内ではあんまり仕事をした事はありませんが
上本町近辺は支持層が浅いと聞いたような?
まあ市内は色々と環境が悪いですからね、東大阪だとシルト層が延々と続くから体が大変です。