やる気のない人は放置するのが一番

宋文洲さんの記事は、たまに目が(◎o◎)となることがあります。
今回の「社員のモチベーションは上げるな」は、「そう!!」と画面に指を指してしまったほどです。

怠け者大将の私は、よーく解るのです。
人間集中力が持続する時間なんて、そんなに無いのです。
やる気が無いときの方が多くて、ダメダメなときの方が多いわけです。

今まで仕事していて、「あぁ仕事がしたい」と思ったときは、はっきり言って、干されたときです。
干されるのは、社内的事情と社外的事情と色々ありますが、前の事務所に勤務していたときに「干された」ことを今でも鮮明に覚えています。

別に仕事がないわけではありません。よほどか今の方が仕事がないです。
しかし、「おまえは専門的な仕事はやる必要がない。コンピューターの相手でもしてろ・・・。」なんて扱いを受けたこともありました。
業務経歴に残る会社直轄の仕事が回ってこないで、建設コンサルの下請仕事ばっかりやっていたこともありました。
本当に自分で顧客と打ち合わせて、計画して仕事がしたいなあと切望したときは、たぶん一番モチベーションが上がっていたと思います。

この干された状態を抜け出せたのは、このブログをはじめたときです。
本当に長いことかかりました。
今は、そこそこモチベーション上げて仕事しています。
やっぱりモチベーションは自分で上げるものです。

すみませんが、全文引用します。解る人には解ると思います。
宋文洲のメルマガの読者広場: 社員のモチベーションは上げるな

社員のモチベーションは上げるな

会社にモチベーションをあげてもらいたい社員は漏れずに甘い社員であると、私は断言できます。社員のモチベーションを上げようとするマネージャーは漏れずに甘い管理職であると、私は言い切れます。

一年365日、毎日やる気があるわけありません。子供達は学校に行きたくない日もあるでしょう。サラリーマン達は仕事をする気がない日もあるでしょう。経営者だって会社に自信が持てなくて止めたくなる日があるでしょう。たとえどんなにうまくいってもやる気がない時は常にあるのです。

甘い世の中になると何でも他人に頼る現象が増えます。素直に能力の差、所得の差を直視したくない人が増えると、やる気の差まで人様に埋めてもらいたくなるものです。

どんなやる気のない親でも自分の子供となると赤ちゃんの時からやる気のある人になってほしいと願うはずです。親に何十年間期待されてもやる気が出ない人のモチベーションをなぜ赤の他人が上げることができるのでしょうか。

はっきりいってこの世の中はやる気のない人がいて、初めて成り立つものです。やる気がない人がいるからこそ、やる気のある人に成功のチャンスが残るのです。モチベーションを会社に上げてもらいたいと思うことは、会社に人生の成功をさせてもらいたいと考えること、自分の恋愛を他人に代行させることと一緒です。

そんなことを知りながらまじめな顔をして「社員のモチベーションを上げる努力をします」と言い張るマネージャーは無責任の極まりです。公正にチャンスを与え、成果をあげた人をきちんと評価する。やる気があっても要領を得ていない人に丁寧に指導する。これがマネージャーの王道です。

世間にはまともな顔をして「部下のモチベーションを上げる」と言い張るマネージャーやコンサルタント業者がいますが、その彼らが大したモチベーションの持ち主ではないことは一目瞭然です。

喉が渇いたら馬は自ら水を探します。その時は馬は真剣に水の匂いを掻き分け道を覚えるのです。水が要らない馬を川に引っ張ることは無駄なことであり、自己満足です。

渇きこそはモチベーションの源泉です。他人に与えられるのではなく自分で感じ取るものです。生きていれば必ず渇く時があります。他人にモチベーションを上げてもらうと考えた瞬間にモチベーションの火花があなたの心から消え去ります。

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