東京都心の土被り25cmの首都高トンネルの直上に地中電線を布設すると言うスーパー難工事の存在を事故が発生して知った(霞ヶ関トンネル)
超絶技巧の曲芸みたいな事をやっている都市土木の世界である。
深さ25cmの首都高トンネルを管路工事で損傷、都心環状線を長期車線規制 | 日経クロステック(xTECH)
あぁ電力会社側は、トンネルが土被り70cmの予定が、土被り25cmだったんで上部躯体の鉄筋を切っちゃったと言うことらしい。
50cmの誤差だそうです。現場はどこなんだろう?
この辺?あぁすごいところなんだな。田舎者には怖くていけない。
開削トンネルで、コンクリートで蓋をしている構造ってことでしょうか?
そら土被りないですよね。でも記録では70cm土被りあるから、トンネルの上蓋の上に地中電線入れてしまおうと考えたのか。
もう凄い世界ですね。
でも、そこにはなぜかトンネルの上屋根があった。もう切っちゃった。やっちゃった。
今に至るということのようです。
首都高の歴史|首都高を知る・楽しむ|首都高ドライバーズサイト
霞ヶ関トンネルの供用開始は1964年なんだそうです。なかなか歴史のあるトンネルですね。
1960年頃の空中写真はまさに開削してますね。
まあ、土被り70cmとした根拠がどこかにあるのだろうけど、もうなんかスペースが全くない近接施工の世界が都心にはあるのだなと言うのに驚きました。