配属ガチャか・・・おじさんが新卒の時の配属先はガチャガチャだったな

配属ガチャでハズレを引いてしまった、うちの若手を3年半で希望する勤務地にお返しすることができました。

その先はどうなるかは知りませんが、異動先で使い物にならなかったら、私が悪いだけです。今さら次郎左衛門です。

「配属ガチャ」外れたら… 心配する若者、悩む企業: 日本経済新聞

配属ガチャなんて話があるらしい。今は人材不足ですからね。採用される側が有利なのでしょう。

氷河期前期に就職した私には想像も出来ない世界ですが、まあ配属先の担当者一つで面白くもなれば、つまんなくもなります。

○ここ数年の雑感

実は、3年半前に来た若手の前に、4年で辞めていった若手が居りまして、表向きは実家の事情ということだったんですが、色々行き詰まっていたのを聞いていたので、やむなしと思っていました。

何もしてやれなかったことは今も心の片隅に刺さって残っていますが、無能で冷たい私には出来ることは無いです。

私は、新人教育に関わったことがなかったので、こんな偉そうなことが言えるのですが、「オレが育てる」と宣言するひとにろくな人は居ないことは理解しています。

辞めていった人は、「あの人と居るとしんどいんです」とぼそっと言っていまして、そのあと辞めてしまいました。

その後、今の若手が来たのですが、その時にもう一人中堅の人が私の事務所にきました。

その人が全部その若手をお世話していたのですが、それの統括がやっぱり「オレが育てる君」でした。(私ではありません)

1年くらいしたら、二人してうちのボスに言ったらしい、「オレが育てる君を外して欲しい」とのこと。

結局その後、私が形だけ面倒見る事になったのですが、その中間の教育係を担当していた人も1年後に引っこ抜かれてしまいました。

最後の1年半は、私とボスが対応したわけですが、なんとか無事希望する勤務地に戻れることになりました。

もう私の会社の査定なんてどうでも良いので、次の勤務地でも元気にやってもらえれば良いと思っています。

最後の最後に、異動先での会議資料を作る仕事があったので、私が出来ることを一緒になってやったつもりです。

餞別代わりくらいになれば良いと思いますが、役に立つのか解りません。

○理想の上司像ってあるのだろうか?若い頃を思い出す

私が新卒の時に入ったときは、統括がオレが育てる君で、担当がオレオレ人格者というなんかもう最低最悪な配属になっていました。

まあ性格も態度も悪いというのか気が回らない私ですから、オレが育てる君には2年目には嫌われ、匙を投げられ、4年目にはパワハラが始まりました。

匙を投げられて余剰人員だったときに、当時のもっと上の立場の社内フリーランスみたいな人に「余ってるならオレにくれ」と言う話になり、運転手兼鞄持ちのような生活が始まりました。

まあフリーランスなおじさんですから、変な話ばかりもらって帰ってきます。

それをやってくれ、あれをやってくれ、まとめてみっか、みたいな生活でした。

まあフリーランスの手羽先のような生活を周囲は是としませんから、パワハラがエスカレートして、まあ色々有りました。

5年目です。他所の会社からちょっとまた違う雰囲気の人が来ました。その人の仕事の手伝いもすることになりました。

7年目にフリーランスのおじさんは、オレが育てる君が追いだした形になりまして私はこの職場を辞めようと思っていました。

8年目、記念受験に合格してしまったので、この仕事を続けることにしました。

満9年、邪魔くさいので放出されました。

フリーランスなおじさんには、感謝の言葉も無いくらい感謝しているのですが、あの人もオレが育てたなんて言うような人ではないので、そのままお付き合いは無くなってしまいました。

若いときの苦労は買ってでもしろという言葉が、耳にたこができるほど聞かされた世代です。

私は、苦労したんですかね?もうあの頃の人間関係がいやで、当時の人達と関わるのが今でも嫌です。

そんな思い出しか有りません。

最近、オレオレ人格者さんは会社辞めちゃいましたね。

オレが育てる君と上手く行かなかったんでしょうか?知りません。

同期が会社を去ったりと色々心乱されることが多くなりました。

特に志を高く何かをしようなんて思っておりません。ただそれだけです。

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