「簡単なんちゃってマイクロバブル」を使ってボーリングコアを取ってもらった
9月頃に、大学生の就職活動の一環で、インターンがやってきまして、今年は私がホスト役をやりました。
その中の会話で「マイクロバブル」を研究しているという話を聞きました。
マイクロバブルってなんだ?って色々調べていると、原理はよくわからないが、水中に細かい空気の粒子を混ぜると面白い効果があるらしい。
工業用ではマイクロバブル発生装置なんてのもあるらしいし、家庭用ではシャワーヘッドにマイクロバブルを発生させるものもあるらしい。
細かい泡が頭皮をきれいにしてくれるんだそうだ。禿予防にも効果があるらしい。
高い資材がいるんだろうなと思っていたら、ここのサイトに行き着いた。
【自作DIY】お風呂にマイクロバブル発生装置を約7,000円で実装する方法。 | ベランダゴーヤ研究所
つまり、アスピレーターというものを用意すると、マイクロバブルのはいった水が簡単に溜められるらしい。
用意したもの。
たったこれだけ・・・
仮組みしてみるとこんな感じ。
あと現場でホースをつけて、動噴ポンプのホースにくっつけてもらいました。
一応マイクロバブルできてる?
ホレール | 株式会社ジオックスを希釈しているタライにそのノズルを介して水を張っていきます。
ホレールに粘性があるから、表面に泡がいっぱい浮いてきます。
それを使ってコアリングしてもらいました。
コアチューブを上げてくると、なんか泡がついて上がってくるんですね。
風化の進んだDH級の花崗岩を取ってもらいました。
もう少しマッドケーキが少ないと良いのですが・・・
オペさんが言うには・・・(かなりオペさんの主観あり)
・ホレールが均質に混ざって、コアづまりが少なくなっている。
・掘進スピードが少しはやいような気がする。
・亀裂で水が抜けたとき、しばらくすると漏水が止まる。
だそうです。まだ使ってくれるの?と聞いたら、次の現場でも使いますとのことでした。
まだまだ改良の余地はありそうだ。
なお、あくまで私とオペさん1人の主観でございますので、あしからず。