ワーキングプア技術士とノンワークング技術士
太田さんの最後の一文が頭の中に引っかかっていたので、引用させていただきます。
ぼちぼちと2 : 赤字受注と技術士の未来
い つまでもそれができないと「現役」技術士の未来は著しく暗いと言わざるを得ません。若い技術者たちが、一生高学歴ワーキングプアーに甘んじるか、自立した 技術者の道を歩むのかどうかの分かれ道です。どちらに進むにも大きなリスクがありますが、どちらかを選ぶしかありません。
「はっぴーまん」技術士という名称で、この業界を闘っていける技術力があるか?と自問自答したところで、非常に不安になるのでありました。
ここ数年、自分に対する仕事の負荷が弱いと感じているからです。頭を使った仕事をしなければどんどん錆びていくのを感じます。
自分がワーキングプア技術士か?と問われると、ノンワーキング技術士ではないか?と思うわけです。
私の収入は全然上がっていませんから、ノンワークングリッチな技術士ではありません。
技術系サラリーマンが会社の中で生きて行くには、歳をとるにつれて現業をこなす力(技術力?)だけでは生きていけなくなります。
会社からは、技術営業のできる人を求められるようになり、企業人としては売り上げを出さなければならなくなります。
これは、企業内技術士でも、自立型契約技術士(?)でも同じ事だろうから、「仕事を取ってこない技術士」は要らないと言われるのでしょう。
この業界を闘っていける技術力を付けて維持するには、適度な負荷が必要であります。
その適度な負荷に対する対価が、ノンワークングリッチな人達に搾取されている現実を、精神衛生上見ないようにすることが、今のスタイルなのかも知れません。
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