M6級地震は25年周期?…千葉北西部半径10キロ内
M6級地震は25年周期?…千葉北西部半径10キロ内 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
M6級地震は25年周期?…千葉北西部半径10キロ内
先月23日に首都圏で最大震度5強を記録した地震について、政府の地震調査委員会は、10日の定例会合後開いた会見で、「ほぼ同じ場所で約25年ごとにマグニチュード(M)6級の地震が繰り返されてきた可能性がある」との見解を発表した。
気象庁が、この地震の震源だった千葉県北西部付近で起きた過去の地震記録を分析。その結果、今回の震源から半径約10キロ以内の場所で、1928年5月、56年9月、80年9月に、M6・0~6・3の地震があり、いずれの記録でも地震波形や各地の震度分布の様子が非常によく似ていることが判明した。
過去3回の地震は観測機器が今ほど高精度ではなかった時代で、震源の深さも不明だが、報告を受けた委員会は「M6級の地震の周期性がはっきり確認された例はほとんどなく、非常に興味深い」(津村建四朗委員長)とみている。
(2005年8月11日0時50分 読売新聞)
20年周期という短周期の割りにM6.0クラスの地震が起きると言うことは、それくらい震源域には地盤の歪みを受けているのかと逆に驚いてしまいます。
適当な周期に開放(=地震発生)するため、それほど大きな地震にならないのでしょう。
歪みを大きく蓄積しているところでは、周期は長いかもしれませんが、一発が大きいと考えることが出来ます。