凶弾

背中から撃たれるなんてさぞかし無念だったと思うhappymanです。
長崎市長が、撃たれてお亡くなりになりました。
いろんな話が流れていますが、最終的には「なんらか権力」の奪い合いが、暴力となって表面化したのではないかという話が一番多く流れているように見えます。
その手の筋の人も組織を維持するには金がかかし、巨大組織の金看板を掲げるには上納金がたんまりと必要である。地盤とする街が寂れれば、所場代を刎ねることもままならないですからね。この仕組みって、大きな巨大企業と下請企業、孫請け企業・・・の関係によく似ているように感じます。
どうにも困って標的がまだ予算があると思われる自治体に向いたということなのでしょうか・・・
あの筋の人達にも地域格差社会というのがあるのかも知れません。
被爆地長崎という特殊な地域でもあり、いろんな話が流れていますが・・・
報道を見た感じ、被害者の身分は全然違いますが、「オウム真理教」の村井氏が刺殺されたときと同じ空気を感じました。気がついたらテレビカメラが到着し、犯人が取り押さえられている場面は写るし、伊藤市長が出血で顔面蒼白になっていた写真も放送で流れています。
犯行を臭わす文書が報道機関に送りつけられたそうですが、なんだかスクープなんて形になってしまい、長崎市長の命よりも報道の視聴率が大切だったのか・・・と思わせる部分もありました。
長崎市長選挙はそのまま続けられて、今度の日曜日には投票なのだそうです。
自分の住む街の市長候補が殺されて、その市民は冷静な気持ちで投票できるのでしょうか?
戦後、このような事件があまり起きなかったため、公職選挙法はそういう部分について考えて制定されていなかったようですが、冷静な気持ちで投票するのであれば、一度選挙を中止するのも一つなような気がします。
伊藤市長の娘さんの旦那さんが立候補するとのことですが、同情票で行政を動かすのも考え物です。
新聞記者か・・・身内が死んだ割には、少し軟派な雰囲気で出馬表明です。言葉と雰囲気に違和感を感じます。
この選挙、投票難しいですね。でもマスコミは、弔い選挙ってことで、大々的に放送するのは予想が出来ます。市役所の職員であった人が出馬するそうです。
選挙と事件は別物ですから、市民はどう判断されるのでしょうか・・・


結局、市役所のOBさんが市長になられました。
それにしても、長崎市民は大変だったことでしょう。(2007/04/23)

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