「若い男性、年収少ないと結婚率低い」について

asahi.com:若い男性、年収少ないと結婚率低い 独立行政法人調べ

若い男性、年収少ないと結婚率低い 独立行政法人調べ
2005年08月04日00時07分(朝日新聞)
 若い男性の結婚率が、雇用の形態や収入の違いと強い結びつきがあることが、独立行政法人「労働政策研究・研修機構」の調査でわかった。25〜29歳でみると、年収が500万円以上あると半数以上が結婚している一方、パート・派遣など非正規雇用者の結婚率は14.8%にとどまった。晩婚化や非婚化は若者の価値観だけの問題ではないことが鮮明になった。
 仕事の有無や内容、家族関係などについて5年ごとに調べる総務省の就業構造基本調査(02年、対象約44万世帯)のデータを同機構の「若年移行支援研究会」が分析した。
 まず何らかの仕事をしている有業男性の結婚率は、25〜29歳では32.4%、30〜34歳は57.2%だった。
 これを年収別に集計したところ、25〜29歳の年収1千万〜1499万円では結婚率72.5%に達しているのに対し、年収250万〜299万円では26.3%、300万〜399万円は35.6%にとどまる。
 30〜34歳では年収300万円以上で過半数が結婚しているが、高収入層ほど結婚率も上がるという傾向は変わらない。
 雇用形態で見ると、30〜34歳の正社員の結婚率は59.6%、自営業者は64.5%だったのに対して、非正規雇用者では30.2%と半分以下だった。
 さらに仕事をしていない無業男性の結婚率は、25〜29歳で7.5%、30〜34歳で15.8%にとどまっている。
 小杉礼子副統括研究員は「少子化につながる晩婚化、未婚化と、若者の就労問題は切り離して考えられない。とくに最近はパートや派遣など非正規雇用が増え、収入面で結婚に踏み切れない人が増えているのではないか」と話している。

年収500万がネックとなるらしい・・・。統計に漏れず、僕も独身である。
僕は稼ぎが悪いから結婚出来ませんといろんな人に宣っているが、そう考えている人が多いのに、少し安心したのと虚しさがありました。
年収500万円もらっている僕と同世代の人ってどれくらいいるのだろう?
中途半端な能力給と年功序列と定年先延ばしなんかしたら、いつまで経っても給料なんか上がらないのは解っているのに・・・
2007年問題と言い、定年制を伸ばすらしい。
団塊の世代って、学生時代に旗降って大騒ぎして、定年時代に若い世代の進む道に立ちふさがるのか・・・
自分の高い給料と雇用を維持しようとして、フリーターを大量生産したのも、この世代か?
ニートは自分たちの子供世代か・・・そうやって考えると諸悪の根元にも見えるのである。
技術伝承のために尽力してくれる人ならば、こちらからお願いして残って頂きたいが、そんな人ばかりではないので、後進の道を塞ぐ輩もたくさん残るであろう。
不毛の道をまだまだ歩くことになるのであろうが、独り立ち出来ていない僕には、そんな言葉をいう権利もないか・・・

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