サマータイムが省エネになるか?

asahi.com: サマータイム法案、「三度目の正直」ならず 提出見送り

サマータイム法案、「三度目の正直」ならず 提出見送り
2005年08月06日19時06分(朝日新聞)
 夏の間に時計の針を1時間進めるサマータイム(夏時間)導入を目指し、超党派の国会議員連盟が今国会への法案提出を準備していたが、郵政民営化法案の審議が混迷したあおりで見送られることになった。95年と99年にも、参院の法案提出の動きがあったが果たせず、環境問題への関心の高まりを背景に実現を狙った今回も、「三度目の正直」はならなかった。
 サマータイム制度推進議員連盟(会長・平沼赳夫前経済産業相)がまとめた法案は、3月の最終日曜日に時計の針を1時間進め、10月の最終日曜日に元に戻す内容。07年からの実施を明記した。昼間を有効に使うことで、地球温暖化対策で課題となっているエネルギー消費の節約ができ、余暇拡大にもつながるとしている。
 過去2回は参院内での動きだったが、今回は衆参両院の超党派議員連盟が設立され、自民、公明、民主の150人以上が参加。これまで導入に慎重だった経済界や労働界にも賛同する動きが広がり、議連は「環境への関心が高まっている今が最後のチャンス」(事務局)と法案提出に意欲を見せていた。
 しかし、郵政民営化法案が提出されて与野党の対決ムードが高まり、自民党内では、「喫緊の課題ではない」との理由から次期国会へ先送りすることを決めた。
 議連は引き続き法案提出を目指す構えだが、「郵政問題が片づき、政界が落ち着かないと動きようがない」(関係者)のが現状だ。

サマータイム採用が日本の省エネにつながるか?といえば僕はNoといおう。
なぜなら、残業時間が一時間増えるだけである。
残業代がまともに支払われる企業はそれでも良いだろう・・・
それも、給金として払われない「サービス残業」がこれだけ横行しているところに、サマータイムを持ってきて何が生まれるか・・・無報酬労働が一時間追加されるだけである。
エネルギーの節約にも、なんにも効果がない。
サマータイムは、オンオフをきっちり分けられる、欧米人の文化だ。
会社の奴隷と化している輩(日本人)には、百害あって一利なしだと思うのである。

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