レインボーガーネット

asahi.com: 希少宝石レインボーガーネット、奈良・天川村で発見

希少宝石レインボーガーネット、奈良・天川村で発見
世界的に珍しい鉱物レインボーガーネットが奈良県で見つかった。メキシコ産が宝石として流通していたが、産出が止まったらしく、ここ10年ほど市場から姿を消していた。見つかった日本産はメキシコ産に匹敵する質の良さといい、英文の専門誌「宝石と宝石学」05年夏号に報告される。
 発見したのは、同県大和郡山市の会社員(31)ら鉱物愛好家グループ。昨年9月、古くからガーネットの産地として知られている天川村で、レインボーガーネットらしい石を見つけ、付近を探索して鉱脈を突き止めた。
 レインボーガーネットはガーネット(ザクロ石)の一種(灰鉄ザクロ石)のさらに特殊なもの。薄い膜状構造のため光の干渉で七色の虹などの複雑な色が見える。
 世界数カ所でしか見つかっておらず、大量に産出したのはメキシコだけだ。天川村産の一部は研磨、カットされ、宝石として出回り始めている。
 うわさを聞いた愛好家や業者が4月以降、急に増えた。天川村役場と奈良県警中吉野署は6月中旬、鉱物などを無断採取しないよう求める札を付近の木に掲げたが、すでに地表近くの石はほとんど拾いつくされている。
2005年08月02日11時49分(朝日新聞)

日本には宝石になるような立派な鉱物はないと思っていましたが、でるところにはでるんだなあと驚きました。それも地味なざくろ石と言うところが、少し嬉しい。
世の中には鉱物好きな人が多いらしく、ネットワークによって、もう既に広い尽くされてしまったとのこと、まあ蒐集癖には参ったものである。
薄膜構造?劈開なんかあったかな?と調べてみると・・・ざくろ石
劈開はないようです。双晶になっているのでしょうか?ちょっと興味があります。

朝日新聞のWEBより

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