A Thousand Winds

流行っているとそれをあえて試したくないと思ってしまううちに流行遅れになってしまうhappymanです。こんにちは。
「A Thousand Winds」「千の風になって」ですが、12日の朝に、この歌のルーツを追って女優さん(木村多江さん)が旅にでるというNHKの番組を見ていました。再放送らしいのですが、2006年の紅白歌合戦でテノール歌手秋川雅文さんが歌ったことで話題になったので、再放送をしたとのことである。
今さらですが、「A Thousand Winds」という詞を、新井満さんが訳して曲を付けたものが、「千の風になって」という歌なんだそうです。僕は英語の言い回しとかそういうものを理解できるほど、英語にたけていないので、この訳された詞を読み、死んでしまった人を悲しむ遺族の心を救う良い曲なんだなと思っていました。
いつもみている「ぼちぼちと」を読んでいると、実のところこの和訳の詞は、ちょっとニュアンスが違うのだそうだ。
「Do not stand at my grave and weep.I am not there, I do not sleep.(私のお墓の前で泣かないでください。そこにわたしはいません。ねむってなんかいません)」とあるところが、墓の前に立つなと言う意味なんだそうです。
詳しくは、TEAM SAWANO BLOG::「私のお墓の前で泣くことはできない」のです。その悲しみが分かりますか?
に書かれているそうです。
このブログによると、この詞が書かれた時代の背景を考えれば、日本語訳の話に違和感を憶える人もいらっしゃるようです。ただ僕はこの詞の本質を理解しようとせず、和訳の詞を読み、感情的に浸っていたというのは、少し怖いなと思った次第です。この歌で、不慮の死を遂げた人の遺族の心が救われている事に関しては、良い歌なんだと思いますし、新井満さんの曲が良いものだとは思います。
元に戻りますが、NHKがこの番組を作ったときに、そこまで考えて作っていたのだろうか・・・その違和感のある部分を上手く埋めていた番組に見えますが、歌っている人がこの番組をみたらどう反応するのか?その辺りについては、興味がある話です。

コメント

  1. tantanmen より:

    お久しぶりです.この記事で刺激を受け,私も「千の風になって」について記事を書いてみました.トラックバックします.

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