板海苔の焼き方

僕は、おにぎりが好きである。おにぎりに巻いてある海苔も好きだ。
愛知県には伊勢湾や三河湾があり、海苔の産地でもあるため、年末に生の板海苔を手に入れた。
生の板海苔は、コンビニのおにぎりの海苔のように、鮮やかな緑色はしていない。
どちらかといえば赤紫色〜茶色のような色をしており、焼海苔として食べるには、軽く焙らなければならない。
そうすることによって、普段の焼海苔で見る鮮やかな深い緑色になるのであるが、市販の焼き海苔との違いは、香ばしい良い香りであろう。この海苔を食べてしまうと市販の焼き海苔は美味くないって思ってしまう。
さて小さい頃、母親が海苔を焼いているのを見て、海苔を焼く方法としては、ガスコンロ上の火であぶればいいものだと思っていたのですが、先日、海苔生産をしている漁協のおじさんに、うまい海苔の焼き方を教わった。それはパンを焼くトースターを使うのだそうだ。
1.オーブントースターを空だきして、中の電熱線を予熱する（約1分）
2.予熱したトースターの中に生の板海苔を挿入する。
3.5〜10秒焙る。（機種によって時間差があるので、注意すること）
4.火傷に注意して取り出す。
この焼き方をすると、焼き上がりにムラができずに、市販の焼き海苔のように均一に焼ける。
さて、この方法を先日母親に教えてあげたところ、楽しそうにいっぱい焼いていた。
この焼き方で韓国海苔なんて簡単に作れないか？なんて思う今日この頃である。
市販の韓国海苔は薄くて濃い味でごまかしているので、穴の開いた二番品の海苔で作っても、市販品よりも美味いに違いないと思うのですが、キズ海苔でも普通に焼いて食べる方が美味いと思うので挑戦しないままでいます。

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